純情と憂鬱の皮を剥いて
果実のような素肌に傷をつけていく
痛くないよ
海では前髪を濡らした人魚が泣いていて
不透明な青の瞳が
もうひとつの宇宙のようだ


静かな夜の粒が少しずつ降りてきている
でも君のえりあしだけ
まだ蕾んだ野ばらのような甘い香り
幼いことは悪いことじゃないよ
ただちょっと危険すぎる
君が何もわからず笑うから尚更


君のチェリーみたいなうすい胸が好き
キスをせがんで伸ばす白い腕も
ふやけた唇もまっすぐな濡れた瞳も
全部愛してあげる
痛くないよ
宇宙みたいな青い瞳のなかに
僕も写してほしいだけさ






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